ITMとの提携により再掲載
PCBディウェッティング
ディウェッティングとは、溶融したはんだが表面を覆ってから後退し、残された不規則な形状のはんだの堆積が、薄いはんだの膜で覆われた部分によって分離され、基材が露出していない状態のことを言います。
プロセスおよび設計関連の原因:
- はんだペーストのフラックスが、部品やPCBの酸化レベルに対しての強度が足りない
- PCBパッドのコンタミ
- 部品リードのコンタミ
- はんだの吸収水分が過剰
- はんだの使用寿命が終了
- 周囲の湿度と温度がはんだの許容範囲を超えた
- パラジウムリードの表面仕上げは、より高いリフロー(液相線)温度が必要である。
- リフローにおけるPCBディウェッティングの原因:
- リフロー(液相線)温度がピークに達していない
- オーブンの誤操作により、正常な温度の減衰を妨害